小ネタ
2012年07月22日(日)
【つけまつげ(星野×はるか)】
星野と交際をするにつれ、自発的にメイクをするようになったはるか。
感覚的にメイクのやり方は分かって来たにしろ、“つけまつげ”だけはしたことがなかった。

はるか「う〜ん、難しいな…思い通りにいかないどころかすぐ剥がれてくるよ……上はまだしも下は失敗する」


星野「朝っぱらから化粧なんかしてどっか出かけんの?」
その様子を興味深く見ていた彼が問う


はるか「練習がてらしてるだけだよ!流行に乗ってつけまつげとやらを付けてみたんだけど、これが結構、難しくてな」


星野「つけまつげ?聞いたことあるな…」

はるか「一時期、きゃりー何とかって歌手がコレをモチーフにした曲を歌ってたからじゃない?」


星野「そーいやあったな……つけま、つけま、つけまつげ〜♪パチパチつけま何ちゃらって曲♪(踊りながら歌う)」


はるか「その様子だと僕よりも詳しそうだ…てかダンス上手い!!」

星野「仕事柄、踊ることもザラじゃないからな!こんなのチョロいぐらいだぜ☆そーいや、つけまつげ付けてんだっけ?名前だけ耳にしても実物は見たことねーんだよな」

はるか「上だけね!下は悪戦苦闘中」


星野「ちょい見せて(顔を近づける)」


はるか「……(赤らむ顔)」


星野「…本当だ!近くでみると分かるな……目力がupしたばかりに雰囲気すら変わって見えるんだけど///」


はるか「そう?」


星野「あぁ!なんつーか今のお前、芸能人でいったら上戸彩みたいな感じかな…可愛さの中に綺麗さも兼ね備えてて、俗にいうキレカワ系みたいな♪」


はるか「上戸彩は言い過ぎだろ!彼女のファンから批判を受けるよ、僕…(汗)」


星野「んなことねーよ。仮に批判でも来たら俺がぶっ飛ばしてやる勢いだ!自分にもっと自信を持つべきだと思うぜ、はるかは…」


身を挺してまで賛辞の言葉を添えてくる星野には歓喜を抑えきれず笑みが零れる。


はるか「クスッ…ありがとな!つけま自体初めての試みだから不安ではあったけど君のお陰で自信を持てそうだ。ただグルー(接着糊)の粘着力がもうちょい強ければ下まつげも付けられるんだけど…さっきから付けても付けても取れてくるんだよ!或いは僕のやり方が間違ってるのか…このいずれかだな…」


星野「つけまつげって上下あんだな…お前に言われるまで上しかねーもんだと思ってた」

はるか「実は君だけじゃなく僕もだよ!下まつげの存在はお店で見かけて知ったようなもんだしね」


星野「なーんだ、はるかもか…」


はるか「うん、実は…」


星野「なんならさ…下だけでも地まつげでいってみれば?元々、お前は睫毛なげーんだしこのままでも充分イケるぜ」


はるか「う〜ん…そうなるとバランス的におかしくならないか?」


星野「これがちっとも変じゃないんだな〜ましてや俺、ギャルギャルしてる子、苦手だから現状で留めてもらえたら嬉しいかな、どっちかつーと清純派なんだ…」


はるか「…其処まで君が言うならこの辺にしておくか!ぶっちゃけメイクは君のためにしてるんでね…」


星野「ん?俺のため?」


はるか「女として生まれたからには抜かりない自分を見てもらいたいんだ!彼女の名として恥じないぐらいにな…そのためには努力だって怠らない!僕なりに精一杯頑張るよ」


星野「…っとにお前は可愛いこと言うよな///そりゃあ俺の為に努力をしてくれるのは有り難いぜ?でもな、一番は素顔のお前が好きなんだ。化粧で細工した顔も美しさが際立っていいけど素顔に勝てるものは無いと語れる。ましてや、スッピンでも綺麗だもんな、はるかは…(熱弁)」


はるか「敢えてのスッピンが好きなんて物好きだな、君も…///」


星野「そうか?中には、いると思うけどな…俺のような人種も。ただお前にはつけま…似合ってるぜ!目元が優しく見える上に女らしさも際立っていいんじゃね?上だけでも…また付けてもらえる?」


はるか「あぁ、構わないよ!君にも受け入れてもらえたら付けようがあるしね」


彼から好評の声を貰ったが故、つけま収集の道へと足を踏み入れるはるか。
今じゃ化粧をする上で外すことの出来ないマストアイテムになっていた。



(完)
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