割と小さく見えたモノは 確かに一つだけ思い浮かんだ ずるい事にも慣れたみたいだ 耳も鼻も千切ってあげるよ 上も下も右も左も 全くもって見分けがつかず もしも僕が小さく振動して 理由も分からず手を叩いた 此処は何処 何もいない 揺らいだ光 冷えてゆく 晴れた日だね 僕は見ていたよ 空に開く大きな口の様 足の裏で潰れた虫の事 きっと平気さ 全ては上手くゆく 覚えてますか？生まれて死ぬ時を 空気のためらい 臓器のはからいを 行方知れず 僕の中で乱反射する 始まりがないのだから 何を恐れればいい 鬼が来た 鬼が来た 光の方へ 鬼が来た 鬼が来た 手の鳴る方へ だってそう僕ら今何処にもないよ だってそう僕ら今何処にもないよ だってそう僕ら今何処にもないよ だってそう僕ら今一瞬のゆらぎ 『竜宮』 訳:小此木生死 退屈まわって朝 夜見えてしまふ 大体色って何？ 異様其のままで 一瞬止まって今 此処へ日付して 貴方の為に雲は 白く見えるのでしょう 真暗闇を泳ぐ 全て失って 気安く死んでみるよ 毛布にくるまって 体に比べ少し 心は小さくて かわしたはずの死に 居座り続けてた 空は其処にある 何も思わない 赤いすり身達が 目を見開いた 優しい顔笑ふ 小さく手を離す 存在よりも前に 確かにあるのだと 気づかず沈んでく 誰もいない海 鳥は魚みたいね 誰もいない海 押し入れタンス閉まる 誰もいない海 ほら 皆此処で 誰もいないふり ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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